ネクスト・ステージに直面した人類の運命を描くという空前絶後のアイディアが秀逸な「ALPHAS/アルファズ」。その野心的なストーリーの実現に、ハリウッドの精鋭スタッフが集まった。製作総指揮の1人であり、第1・2話の監督をつとめたジャック・ショルダーは、映画『エルム街の悪夢2/フレディの復讐』(1985)『ヒドゥン』(1987)を監督した実力派監督。企画・製作総指揮・脚本のザック・ペンは映画『X-MEN:ファイナルディシジョン』(2006)『エレクトラ』(2005)『インクレディブル・ハルク』」(2008)など、アメコミ原作の大作映画に多数参加してきた。
「ALPHAS/アルファズ」の見せ場は、「X-ファイル」「FRINGE/フリンジ」と同様、毎回発生する怪事件・異常現象の数々。マインド・コントロール殺人、集団の暴徒化、セレブの誘拐などいずれもスリリング。同時に、特殊能力を持つが人間的苦悩を抱えた“アルファズ”同士や彼らの家族など、連続する群像ドラマとしても見応えがある。
「ALPHAS/アルファズ」はゲスト俳優も充実。懐かしのドラマ「地上最強の美女!バイオニック・ジェミー」に主演したリンゼイ・ワグナー(第5話)、「ターミネーター:サラ・コナークロニクルズ」で女性型ターミネーターに扮したサマー・グロー(第7話)、「新スタートレック」でデータに扮したブレント・スパイナー(第9話)など。
「ALPHAS/アルファズ」の第5話には同じ全米SyFyチャンネルの「ウェアハウス13~秘密の倉庫事件ファイル~」のバネッサ(リンゼイ・ワグナー)が登場。「ウェアハウス13」はやはりSyFyの「ユーリカ」とクロスオーバーをしており、これらはまるで3兄弟のように全米のファンに親しまれている。